調和性とは自分と他者とのバランスを保つ性質のことを言います。つまり、自分と他者の置かれている状況を把握し、それに合わせて自分の主張や態度を柔軟に変えることができる能力と言うことができるでしょう。
この項目が高い場合には他者に優しく、控えめな傾向があり、低い場合には周囲に流されることなく自分の主張ができる傾向にあるとされています。
この調和性と遺伝子との関連を調べる研究が行われ、調和性の高い人や低い人にはある遺伝的な特徴があることが明らかにされました。
この項目では上記の遺伝的特徴を解析することで、調和性の遺伝的傾向を調べます。
関連遺伝子 | 説明 |
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XBP1 | XBP1遺伝子は免疫機能やストレス応答の制御に関わる転写因子を産生する遺伝子です。この遺伝子がGC型CC型の場合、調和性が高い傾向にあると報告されています。 |
CLOCK | CLOCK遺伝子は概日リズム(体内時計)の制御に関わる中心的な遺伝子です。この遺伝子の活動により、他の多数の概日リズム(体内時計)関連遺伝子が制御されていることが知られています。この遺伝子がAA型AG型の場合、調和性が低い傾向にあると報告されています。 |
2021年5月 自社調べ
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