日本人の髪は欧米人に比べると太く、ストレートであると言われています。実際、日本人の髪の太さの平均値は0.07~0.1 mmであり、欧米人の平均値の0.05 mmよりも太めです。そして、この髪の太さが、まっすぐな髪の形状を生み出していると考えられています。
なお、髪の太さは性別や成長時期によっても変化し、一般的に男性よりも女性、子供よりも大人の方が髪は太めになる傾向があります。
欧米人とアジア人を比較した研究成果から、髪の太さに関わる遺伝子が同定されました。
関連遺伝子 | 説明 |
---|---|
EDAR | EDAR遺伝子はエクトジスプラシンAという物質の受容体であり、髪の発達に関与することが知られています。この遺伝子がAG型GG型の場合、髪の形状が太い傾向にあると報告されています。 |
FGFR2 | FGFR2遺伝子は線維芽細胞成長因子の受容体の一種を産生する遺伝子であり、細胞増殖と分化に関与することが知られています。この遺伝子がTT型TG型の場合、髪の形状が太い傾向にあると報告されています。 |
2021年5月 自社調べ
遺伝子検査ランキング
2020年1月20日時点
郵送検査・遺伝子検査キットランキング
2020年1月15日時点