肌のハリ・弾力を維持する力(シワに影響)・体内の解毒を行う酵素(シミに影響)・活性酸素を除去する酵素(抗酸化力に影響)に関与する遺伝子を調べることで、肌の傾向やトラブルの起こりやすさの遺伝的要素を調べます。
この項目では、遺伝子検査結果を組み合わせてⅠ~Ⅳの4タイプに分類します。TypeⅠ型は遺伝的要素が無いタイプです。TypeⅡ型はハリや弾力の低下が起こりやすく、シワができやすいタイプです。TypeⅢ型は抗酸化力が弱い傾向にあることから、除去しきれなかった活性酸素により肌の酸化を招きやすく、シミができやすいタイプです。TypeⅣ型はTypeⅡ型とTypeⅢ型の複合型です。
関連遺伝子 | 説明 |
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GPX1 | GPX1遺伝子は過酸化水素(活性酸素の一種)を除去する酵素を産生する遺伝子です。この遺伝子がTT型TC型の場合、体内で発生する過酸化水素や過酸化脂質を効率よく除去できないため、シミができやすくなる傾向があると報告されています。 |
SOD2 | SOD2遺伝子は活性酸素を除去する酵素の一種を産生する遺伝子です。この遺伝子がAA型の場合、スーパーオキシドを効率よく除去できないため、シミ・シワ・たるみといった肌老化が加速される傾向にあると報告されています。 |
MMP1 | MMP1遺伝子は細胞外マトリックス分解酵素の一種を産生する遺伝子であり、コラーゲンの分解に関わることが知られています。この遺伝子がDI型II型の場合、ハリや弾力が低下し、 シワやたるみになる傾向があると報告されています。 |
2021年5月 自社調べ
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