目から入った光(映像)は、水晶体を通過し、眼球の奥の網膜で視神経に認識されます。このとき、レンズの役目を持つ水晶体の厚さを調整することで、光の焦点が網膜上で結ばれるようになっています。水晶体の厚さの調整がうまく機能しなくなるなどの原因によって、網膜上に焦点が合わなくなり、遠くの物がぼやけて見えるようになることを近視と言います。
強度近視は眼軸(眼球の奥行)が伸びることで網膜上に焦点が合わなくなり、発症する近視のことです。
関連遺伝子 | 説明 |
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CTNND2 | CTNND2遺伝子は細胞間接着に関わるタンパク質の一種を産生する遺伝子であり、脳や眼の発達に関与することが知られています。この遺伝子がTC型CC型の場合、近視の遺伝的リスクが高い傾向にあると報告されています。 |
LOC399959, BLID | 遺伝子の特定には至っていませんが、この部位がAG型GG型の場合、近視の遺伝的リスクが高い傾向にあると報告されています。 |
WNT7B | WNT7B遺伝子は細胞運命の制御を含むいくつかの発生プロセスに関与するタンパク質を産生する遺伝子です。この遺伝子がAA型AG型の場合、近視の遺伝的リスクが高い傾向にあると報告されています。 |
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