注意力・集中力を評価する項目では、質問者が読み上げる数列を聞いて、同じように読み上げたり(数唱)、簡単な算数の問題を集中して解けるかどうかなどを評価されたりします。この注意力・集中力の高さと遺伝的傾向に関連があるかどうかの研究が行われ、注意力・集中力の能力には遺伝的な影響が見られることが明らかにされました。
この項目では、上記の遺伝的な特徴を解析することで、注意力・集中力が高いかどうかについて遺伝的傾向を調べます。
関連遺伝子 | 説明 |
---|---|
KIBRA | KIBRA遺伝子は現在研究中の遺伝子ですが、リン酸化タンパク質の一種を産生する遺伝子であると考えられています。この遺伝子がTT型TC型の場合、注意力・集中力が高い傾向にあると報告されています。 |
SLC6A2 | SLC6A2遺伝子は神経伝達物質を輸送するタンパク質の一種を産生する遺伝子であり、神経伝達物質(ノルエピネフリン)の再利用に関わることが知られています。この遺伝子がTT型TC型の場合、注意力・集中力が低い傾向にあると報告されています。 |
2021年5月 自社調べ
遺伝子検査ランキング
2020年1月20日時点
郵送検査・遺伝子検査キットランキング
2020年1月15日時点