髄膜とは脳や脊髄を覆っている膜のことです。細菌感染などを原因として、この髄膜で起きる炎症のことを髄膜炎と言います。髄膜炎の初期症状は風邪と似ており、発熱と頭痛などがありますが、その後急に悪化して皮下出血や発疹が現れたり、息苦しくなったり、光を眩しく感じるようになるなどの風邪とは違う症状が現れます。このまま放置すると意識を失い、生命の危機に陥るため早急な対応が必要です。
なお、髄膜炎には、小児に起きやすいヒブ(ヘモフィルス・インフルエンザ菌b型)や肺炎球菌などの感染によるものと、10代で起きやすい髄膜炎菌の感染によるもの、さらには無菌性の髄膜炎があります。
髄膜炎菌による髄膜炎は乳幼児と10代後半に見られます。大人での発症例も報告されています。ヒブや肺炎球菌による髄膜炎は小児において発症しやすい傾向があります。
関連遺伝子 | 説明 |
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CFH | CFH遺伝子は血液中の補体の活性化を制御するタンパク質を産生する遺伝子です。この遺伝子がTT型TG型の場合、髄膜炎の遺伝的リスクが低い傾向にあると報告されています。 |
CFHR3 | CFHR3遺伝子は補体の調節に関わるH因子の一種を産生する遺伝子です。この遺伝子がTC型CC型の場合、髄膜炎の遺伝的リスクが低い傾向にあると報告されています。 |
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