目から入った光(映像)は、水晶体を通過し、眼球の奥の網膜で視神経に認識されます。このとき、レンズの役目を持つ水晶体の厚さを調整することで、光の焦点が網膜上で結ばれるようになっています。水晶体の厚さの調整がうまく機能しなくなるなどの原因によって、網膜上に焦点が合わなくなり、近くの物が見えにくくなることを遠視と言います。
なお、根拠論文の中では遠視と老眼は区別されていないため、本項目は老眼とみなすこともできるかもしれません。
老眼による遠視は40歳以降に現れてきます。
関連遺伝子 | 説明 |
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TOX | TOX遺伝子は現在研究中の遺伝子であり、その詳細な機能は不明です。しかし、この遺伝子がAA型AC型の場合、遠視の遺伝的リスクが高い傾向にあると報告されています。 |
GJD2 | GJD2遺伝子はギャップ結合の構成成分の1つを産生する遺伝子であり、主に神経に発現することが知られていますが、一方で膵臓のβ細胞の機能にも関わることが知られています。この遺伝子がAA型AC型の場合、遠視の遺伝的リスクが低い傾向にあると報告されています。 |
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