アテロームとは動脈の内壁にへばり付いたドロドロの粥状物質のことです。血管内壁が何らかの原因で傷つくと、そこにコレステロールや白血球細胞の死骸などが溜まり、アテロームが形成され、血管の柔軟性が失われていきます。これがアテローム性動脈硬化です。一般に動脈硬化と言った場合、このアテローム性動脈硬化のことを指します。
アテロームができることで血液の流れを悪くしたり、アテロームが破れて血栓や閉塞を生じることで心筋梗塞や脳梗塞などの重大疾患を引き起こすため、注意が必要です。
動脈硬化は20~30歳から緩やかに、長い時間をかけて進行していくと考えられており、高齢になるほど発症者は多くなる傾向はあります。
ただし、動脈硬化は生活習慣病の一種ですので、生活習慣に常日頃から注意するようにしましょう。
関連遺伝子 | 説明 |
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EDNRA | EDNRA遺伝子は持続的な血管収縮に関与しているエンドセリンの受容体を産生する遺伝子です。この遺伝子がTT型TC型の場合、アテローム性動脈硬化の遺伝的リスクが高い傾向にあると報告されています。 |
PIK3CG | PIK3CG遺伝子はイノシトール脂質をリン酸化する酵素を産生する遺伝子であり、免疫応答に関与することが知られています。この遺伝子がAA型AG型の場合、アテローム性動脈硬化の遺伝的リスクが高い傾向にあると報告されています。 |
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