大動脈は心臓の左心室から出ている最も太い血管です。この大動脈と心臓との結合部周辺を大動脈基部と言い、ここに大動脈弁も含まれます。
この大動脈基部の大きさには遺伝子の影響によって、個人差があることが分かっています。
関連遺伝子 | 説明 |
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CCDC100 | CCDC100(CEP120)遺伝子は神経前駆細胞で起きる核移動に関与するタンパク質を産生する遺伝子です。この遺伝子がAA型AG型の場合、大動脈基部が大きい傾向にあると報告されています。 |
PDE3A | PDE3A遺伝子は環状ヌクレオチドを開裂させる酵素を産生する遺伝子であり、血小板の凝集や冠動脈の機能に関与することが知られています。この遺伝子がAG型GG型の場合、大動脈基部が大きい傾向にあると報告されています。 |
HMGA2 | HMGA2遺伝子は転写を調整するエンハンセオソームの構成因子の一つを産生する遺伝子です。この遺伝子がTC型CC型の場合、大動脈基部が小さい傾向にあると報告されています。 |
SMG6 | SMG6遺伝子は染色体末端の修復や維持を担う複合体の構成成分の1つを産生する遺伝子です。この遺伝子がTT型TG型の場合、大動脈基部が大きい傾向にあると報告されています。 |
SRR | SRR遺伝子はシグナル伝達に関与するタンパク質を産生する遺伝子です。この遺伝子がTG型GG型の場合、大動脈基部が大きい傾向にあると報告されています。 |
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