さまざまな物質に対してアレルギー反応を示しやすい人がいる一方で、アレルギーを持たない人がいるなど、アレルギーの発症のしやすさには個人差があります。アレルギー反応を示しやすい人は「アレルギー体質」などと呼ばれることもしばしばです。
関連遺伝子 | 説明 |
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IL18R1, IL1RL1 | 遺伝子の特定には至っていませんが、この部位の近傍にはIL18R1遺伝子やIL1RL1遺伝子があります。この部位がTA型AA型の場合、アレルギー体質の遺伝的リスクが低い傾向にあると報告されています。 |
LPP, BCL6 | LPP遺伝子は細胞-細胞接着および細胞運動に関与するタンパク質を産生する遺伝子であると考えられています。。この遺伝子がAA型AG型の場合、アレルギー体質の遺伝的リスクが低い傾向にあると報告されています。 |
FAM114A1, MIR574, TLR10, TLR1, TLR6 | 遺伝子の特定には至っていませんが、この部位の近傍には病原体の認識および自然免疫の活性化を担うTLR10, TLR1, TLR6などの遺伝子があります。この部位がTT型TC型の場合、アレルギー体質の遺伝的リスクが高い傾向にあると報告されています。 |
IL2, ADAD1, KIAA1109, IL21 | 遺伝子の特定には至っていませんが、この部位の近傍にはIL2, ADAD1, KIAA1109, IL21などの遺伝子があります。この部位がAA型AG型の場合、アレルギー体質の遺伝的リスクが低い傾向にあると報告されています。 |
TSLP, SLC25A46, WDR36, CAMK4 | SLC25A46遺伝子はミトコンドリアの分裂を促進する役割を担うタンパク質を産生する遺伝子です。この遺伝子がTT型TG型の場合、アレルギー体質の遺伝的リスクが低い傾向にあると報告されています。 |
HLA-DQB1, HLA-DQA1 | HLA-DQB1遺伝子は免疫応答において、自己と非自己を見分けるための目印となるタンパク質を産生する遺伝子です。この遺伝子がTT型TC型の場合、アレルギー体質の遺伝的リスクが低い傾向にあると報告されています。 |
MYC, PVT1 | PVT1遺伝子はがん遺伝子の候補として同定されたタンパク質を産生しないRNA遺伝子です。この遺伝子がTT型TC型の場合、アレルギー体質の遺伝的リスクが高い傾向にあると報告されています。 |
LRRC32, C11orf30 | C11orf30遺伝子はDNA修復に関わるBRCA2遺伝子に結合し、その転写活性化ドメインを抑制するタンパク質を産生する遺伝子です。この遺伝子がTT型TG型の場合、アレルギー体質の遺伝的リスクが高い傾向にあると報告されています。 |
STAT6 | STAT6遺伝子は免疫に関与するIL-4遺伝子の発現を活性化するタンパク質を産生する遺伝子です。この遺伝子がAA型AG型の場合、アレルギー体質の遺伝的リスクが高い傾向にあると報告されています。 |
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