αリノレン酸は体内では合成できないため、食事から摂取することが必要な必須脂肪酸です。エゴマ油(しそ油)やアマニ油、食品ではクルミに多く含まれていることが知られています。
体内では一部がDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)に変換されることが知られており、心血管疾患の予防効果が期待されています。ところが、血液中でのαリノレン酸濃度には個人差があることが分かっています。
関連遺伝子 | 説明 |
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C11orf9 | C11orf9(MYRF)遺伝子は神経細胞で転写因子を産生する遺伝子であり、神経細胞の軸索を覆う髄鞘の形成に関わると考えられています。この遺伝子がTT型TG型の場合、血液中のαリノレン酸濃度が高い傾向にあると報告されています。 |
C11orf10 | C11orf10(TMEM258)遺伝子は現在研究中の遺伝子であり、その機能は不明です。しかし、この遺伝子がAA型AG型の場合、血液中のαリノレン酸濃度が低い傾向にあると報告されています。 |
FEN1 | FEN1遺伝子はDNA分解酵素の一種を産生する遺伝子であり、DNAの複製や修復に関与することが知られています。この遺伝子がTT型TG型の場合、血液中のαリノレン酸濃度が高い傾向にあると報告されています。 |
FADS1 | FADS1遺伝子は脂肪酸不飽和化酵素を産生する遺伝子であり、多価不飽和脂肪酸の生合成に関与しています。この遺伝子がTT型TC型の場合、血液中のαリノレン酸濃度が低い傾向にあると報告されています。 |
FADS2 | FADS2遺伝子は脂肪酸不飽和化酵素を産生する遺伝子であり、多価不飽和脂肪酸の生合成に関与しています。この遺伝子がAA型AG型の場合、血液中のαリノレン酸濃度が低い傾向にあると報告されています。 |
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