好塩基球は白血球の一種である顆粒球の1つです。全身を循環している白血球のうち0.5~1%しかおらず、少ない部類に入ります。花粉症の症状を引き起こすヒスタミンなどを産生することが知られており、急性および慢性のアレルギー疾患、アナフィラキシーショック、喘息、アトピー、花粉症など、さまざまな炎症反応に関与していることが知られています。
関連遺伝子 | 説明 |
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SLC45A3, NUCKS1 | 遺伝子の特定には至っていませんが、この部位の近傍にはSLC45A3やNUCKS1などの遺伝子があります。この部位がTT型TC型の場合、好塩基球数が多い傾向にあると報告されています。 |
GATA2 | GATA2遺伝子はジンクフィンガーに属する転写因子を産生する遺伝子であり、造血細胞や内分泌細胞の成長や増殖に関与することが知られています。この遺伝子がAA型AG型の場合、好塩基球数が多い傾向にあると報告されています。 |
NAALAD2 | NAALAD2遺伝子は酸性ジペプチダーゼ酵素活性と ジペプチジルペプチダーゼIV活性を持つタンパク質を産生する遺伝子です。この遺伝子がAG型GG型の場合、好塩基球数が多い傾向にあると報告されています。 |
ERG | ERG遺伝子はETSファミリーに属する転写因子を産生する遺伝子であり、細胞の増殖や分化など、さまざまな現象に関与していると考えられています。この遺伝子がAT型TT型の場合、好塩基球数が多い傾向にあると報告されています。 |
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