単球は免疫システムを担う白血球細胞の一種で、全白血球のうち3~8%を占める細胞です。単球のうちのおよそ半分は脾臓という臓器におり、傷を負ったり炎症を起こした部位ができると、おおよそ8-12時間以内にその部位に集まります。そして身体に侵入した外敵や異物を消化したり、別の種類の細胞であるマクロファージや樹状細胞に分化するなどして、外敵を排除します。
単球の細胞数には個人差があることが知られています。
関連遺伝子 | 説明 |
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ITGA4 | ITGA4遺伝子は細胞接着分子であるインテグリンのα鎖を産生する遺伝子です。この遺伝子がTT型TC型の場合、単球数が多い傾向にあると報告されています。 |
HLA-Cw | HLA-Cw遺伝子は免疫応答において、自己と非自己を見分けるための目印となるタンパク質を産生する遺伝子です。この遺伝子がCG型GG型の場合、単球数が多い傾向にあると報告されています。 |
GSDMC/MLZE | GSDMC/MLZE遺伝子は現在研究中の遺伝子であり、その詳細な機能は不明です。しかしこの遺伝子がCC型CG型の場合、単球数が多い傾向にあると報告されています。 |
STXBP6 | STXBP6遺伝子は細胞内小胞輸送や細胞内分泌に関与するタンパク質を産生する遺伝子です。この遺伝子がAG型GG型の場合、単球数が多い傾向にあると報告されています。 |
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