IgEとはイムノグロブリンEの略称で、アレルギー反応に関与する抗体たんぱく質(免疫グロブリン)の1つです。
通常時は免疫グロブリンの中では最も量が少ないものですが、免疫反応に関わる細胞の表面に結合しており、アレルギーの原因物質(アレルゲン)が体内に侵入するのを待ち構えています。
そして、アレルゲンが体内に侵入するとアレルギーの誘発物質であるヒスタミンの放出を促進し、花粉症やアレルギー性鼻炎、喘息やアトピーなどを引き起こします。
関連遺伝子 | 説明 |
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ANXA3 | ANXA3遺伝子はシグナル伝達経路において細胞増殖の調節の役割を担うタンパク質を産生する遺伝子の一つです。この遺伝子がTC型CC型の場合、血液中のIgE濃度が高い傾向にあると報告されています。 |
HLA-C | HLA-C遺伝子は免疫応答において、自己と非自己を見分けるための目印となるタンパク質を産生する遺伝子です。この遺伝子がCG型GG型の場合、血液中のIgE濃度が高い傾向にあると報告されています。 |
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