胆嚢(たんのう)は肝臓と十二指腸を繋ぐ胆管の途中にあり、肝臓で作られる胆汁という消化液を貯めておく袋状の臓器です。この胆嚢にできるがんのことを胆嚢がんといいます。
国際的に見ると胆嚢がんは日本人にやや多い傾向がありますが、近年は日本でも発症率が横ばいかやや減少の傾向が見られています。
人口10万人あたりの胆嚢・胆管がんの罹患率は、男性では約19人、女性では約18人となっており、男女差はあまりありません。
関連遺伝子 | 説明 |
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DCC | DCC遺伝子はネトリン受容体を産生する遺伝子であり、神経細胞の軸索の伸長に関わることが知られています。この遺伝子がTT型TC型の場合、胆嚢がんの遺伝的リスクが高い傾向にあると報告されています。 |
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