カイラス山(中国、チベット)
天の湖ナムツォ(チベット)
ヒマラヤ山脈
ブサキ寺院(バリ)
天空の都ラサ(チベット)


カイラス山(中国、チベット)
チベット高原西部に位置する山で信仰山として有名です。その信仰故に登頂が許可されないため、未だ未踏峰の山とされていますが、かつて一人の修行僧が登頂したという伝説が残っています。仏教やヒンドゥー教で聖地とされるカイラス山を周回することで徳が積めるとされ、巡礼者が後を絶ちません。


天の湖ナムツォ(チベット)
ナム湖とも呼ばれ、中国チベット自治区内にある湖の一つ、中国第二の面積にして、標高が世界一の塩水湖です。チベットの三大聖湖と呼ばれ、その名はチベット語で天の湖という意味を持っています。その美しさから、カイラス山と並び多くの巡礼者が訪れる土地となっています。


ヒマラヤ山脈
アジアに位置する山脈であり、地球上で最も標高の高い地域です。世界一高い山であるエベレストもヒマラヤ山脈の1つです。ヒンドゥー教において、ヒマラヤはヒマヴァット神として神格化されており、雪の神として聖典にも記載が見られます。チベット仏教の僧院の多くは、このヒマラヤに建てらており、チベット人の信仰心が伺えます。


ブサキ寺院(バリ)
インドネシア・バリ島にあるバリ・ヒンドゥー教総本山であり、約30の寺院からなる寺院です。天気の良い日にはアグン山を背後にかかげた美しい景色が見られます。ヒンドゥー三大神が祭られており、仏教の修行の場であったとされています。寺院内は清浄な場所とされており、一般には立ち入ることが出来ません。


天空の都ラサ(チベット)
7世紀に成立したチベットの古都で、チベット仏教最高位の僧侶で指導者でもあるダライ・ラマ政権の拠点となった場所です。その名は「神の地」という意味を持っています。小高い山に建つその立地から、天空の都と呼ばれています。