玉山(台湾)
タナトラジャ(インドネシア)
首里城(沖縄)
タガイタイのタール湖(フィリピン)
タナロット寺院(バリ)


玉山(台湾)
台湾のほぼ中央部に位置し、標高は3,952mと台湾で最も高い山です。台湾原住民のツォウ族の言語では「パットンカン(pattonkan、石英のこと)」 と呼ばれ神聖な山としてされていました。かつて、台湾が日本の統治下にあった頃は富士山よりも標高が高い事から、日本一高い山として扱われていたこともありました。


タナトラジャ(インドネシア)
インドネシアのスラウェシ島のほぼ中央、標高1000メートル以上の高原に位置するインドネシア屈指の名景で知られています。トラジャ族という部族が暮らし今も先祖を崇拝する伝統儀式を受け継いでいます。また、この地には船を逆さにしたような伝統家屋「トンコナン」があります。元々屋根はトラジャ人の先祖がこの地に渡っていた時に乗っていた船首の形だと伝えられ、家々は先祖が渡ってきた方向を向いているそうです。


首里城(沖縄)
琉球王朝の王城で、沖縄県内最大規模の城です。戦争で破壊され現在はわずかに城壁や建物の基礎などの一部が残っているのみで、その他は復元されたものです。最古の遺構は14世紀末のものと推定され、中国の影響を強く受けた建築様式と朱塗りされた外装が特徴的です。


タガイタイのタール湖(フィリピン)
タガイタイは標高700mに位置し、南国フィリピンでは珍しい避暑地と知られています。タガイタイにはタール湖という水深172mのフィリピンで一番深い湖があり、その湖には世界で一番小さい火山タール火山が浮いています。このタール火山はれっきとした活火山で、その影響で湖からは今も水蒸気が上がっています。その為か、タガイタイの民の間では、湖には魔物がおり人々を引き込んで食べるとの伝説が有り、先祖代々この湖には近づかないと言われています。


タナロット寺院(バリ)
インドネシア・バリ島中西部の海岸にある寺院でバリ六大寺院のひとつです。海に建てられていますが、干潮時には陸続きとなり歩いて渡ることができます。かつて、この地を訪れた高僧が神々が降臨するにふさわしい場所として、村人に海の守護神を祀る寺院を建てるよう勧めたのがはじまりと言われています。寺院の守り神とされる海蛇の巣が、海岸の洞窟にあり参拝するのが習わしとなっています。