懸空寺(中国)
泰山(中国)
バイカル湖(ロシア)
ヌナブド準州(カナダ)
ライステラス(中国)


懸空寺(中国)
懸空寺(けんくうじ)は中国大同市に5世紀末、北魏後期に造営された、仏教、道教と儒教の三つを一体化した独特の宗教の寺院です。懸空寺の名は「玄空閣」の呼び名に由来し断崖の途中にぶら下がる(「懸ける」の意味)ように建てられていることから現在の名となりました。


泰山(中国)
中国山東省にそびえ立つ山で、封禅の儀式が行われる山として名高く、道教の聖地である五岳のひとつです。五岳独尊とも言われ、五岳でもっとも尊いとされ、ユネスコの世界遺産(複合遺産)に登録されています。


バイカル湖(ロシア)
ロシアの世界遺産(自然遺産)で、シベリア南東部、シベリア連邦管区のブリヤート共和国とイルクーツク州にまたがる湖です。3万1500km2の面積を持つ細長い湖で、その深度(1620m)と透明度は世界一とされています。大きさは琵琶湖の約47倍にもなります。2500万年前に誕生した世界最古の断層湖であり、1500種の水生生物が生息し、そのうちの3分の2が固有種です。


ヌナブド準州(カナダ)
イヌイットの自治準州であり、ヌナブドはイヌクティトゥット語で「我々の土地」を意味します。日本の約5.3倍もある広大な州で、人口は約2万7千人と少ないですが人口の約85%がイヌイットでいくつもの村に分かれて生活しています。


ライステラス(中国)
傾斜地にある稲作地の事をライステラス(棚田)と呼びます。傾斜がきつく耕作単位が狭い状態において、水平に保たれた田が規則的に集積し、それらが一望の下にある場合は千枚田(せんまいだ)とも呼ばれます。アジア各地に棚田は存在しますが、ハニ棚田(中国雲南省)は世界遺産にも登録されています。