恐怖の感じやすさや恐怖の持続性は人によって異なります。このような個人差と遺伝子の間に関連があるかどうかの研究が行われました。この研究では、被験者にバーチャル空間で「光」「音」「電気刺激」による恐怖体験を受けてもらい、瞬きの回数や恐怖体験のアンケートから、恐怖に対する反応性を測定しています。そのような恐怖に対する反応性のうち、恐怖が持続しやすい人にはある遺伝的な特徴があることが明らかにされました。
この項目では突然のフラッシュや音などの恐怖体験からの立ち直りが早いかどうかについて遺伝的傾向を調べます。
関連遺伝子 | 説明 |
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CNR1 | CNR1遺伝子はカンナビノイドという物質の受容体を産生する遺伝子であり、神経伝達物質の放出を抑制する役割を持つことが知られています。この遺伝子がAA型の場合、恐怖への反応度が遅い傾向にあると報告されています。 |
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